プリント技法紹介[3]抜染プリント
こんにちは!プリント技法について紹介するプリント技法紹介!
今回は難しいプリント「抜染プリント」を紹介致します!
抜染プリントとは
抜染プリントとは染められている生地に抜染剤をプリントしプリントした部分の生地の色を脱色するプリント方法です。
前回と前々回、染み込みプリントは濃色にプリントをしても映えないので濃色生地の場合はラバープリントがオススメですと紹介させて頂きました。その通りなのですが濃色生地にプリントする方法は他にもあるのです!
抜染プリントのメリット
風合いの良さ
濃色生地に風合いは無理と前回と前々回で紹介させて頂きましたがこの抜染プリントなんと風合いを保てるのです!
濃色生地に染み込みプリントをすると、元の生地色にインクの色が負けて発色が悪くなり、映えない。
濃色生地にもインクがみえるようにプリントするために、通常はラバープリントをする。
ただラバープリントの場合、生地の表面にインクがのってしまうので染み込みプリントのようなインクが染み込んだ風合いのよいプリントにはなりません。とお伝えしておりました。が!
濃色にプリントしたい!でも風合いは残したい!というお客様にはこの抜染プリントがオススメです!
元の生地色を脱色するので、生地の風合いを損なわない、柔らかな仕上がりになります。
(※色が抜けるといっても完全な白になるわけではありません。)
抜染プリントのデメリット
生地によって風合いが変わる
抜染プリントは生地によって大きく左右されます。
生地との相性などで色の発色がよかったりよくなかったりします。
同じTシャツでも濃かったり薄かったり様々に変化(ブレ)します。
仕上がりの色が統一されないので予めご了承ください。
最後に
今回は濃色で風合いの良さを出せる抜染プリントを紹介致しました。
ラバープリントと染み込みプリントのそれぞれの特徴を一つに盛り込んだ何とも贅沢なプリントです。
二つの良いとこ取りをしているのでもちろんプリント代もUPしてしまいますが
独特の風合いは他のプリントでは味わえません。
個性的なオリジナルTシャツの作成をお考えのお客様には大変参考になると思います!
次回も宜しくお願い致します!有難うございました!^^
日付:2016年03月14日 カテゴリー:新着情報, プリント技法, PRINTERSブログ
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