歴史あるアパレルブランドviviennewestwood

魅力あふれるアパレルの世界

PRINTERSは、長いことアパレル業界にてプリントをさせて頂いているのですが、数あるファッションの中でも

リスペクトしているファッションブランドヴィヴィアンウェストウッドについて書いていきたいと思います。

 ヴィヴィアンウェストウッドの歴史

ヴィヴィアン・ウェストウッド。

ブランドロゴは「王冠」と「地球」をモチーフにした反逆性とエレガンスを兼ね備えたアヴァンギャルドなデザインで知られる。

常にモード界の最先端に君臨し、ユニークな創造を続けているヴィヴィアンだけど、彼女のアヴァンギャルドでありながら、同時にクラシカルでもあるという二面性をたたえたお洋服作りの秘密はどこにあるのだろう。

ヴィヴィアンは1941年4月8日、イングランド中部ダービーシャーの郵便局長の娘として誕生した。

近くの町ハローのアートスクールに入り17歳でロンドンに出ている。彼女のキャリアの始まりは、アート・スクールだった。

そのアートスクールで彼女は運命の男、マルコム・マクラーレンに出会う。すっかり意気投合した二人は、’71年チェルシー地区「キングスロード430番地」

に初めての店「ＬＥＴ　ＩＴ　ＬＯＣＫ」をオープンさせる。

 

商才にたけたマルコムはセックスピストルズのメンバーをショップのイメージ作りのためにプロデュースして成功する。

それと同時にヴィヴィアンのデザインした洋服は、一躍、パンクムーブメントの象徴として、世界中に広がり大ブレイクすることになる。彼らには勢いがあり、

なにより社会に対して「挑戦的」でもあった。

’81年、スタイルだけが先行して広まってしまったパンクファッションに飽き飽きしたヴィヴィアンは、その呪縛から逃れるように、一転してロマンティックなイメージの「パイレーツ・コレクション」（ワールズ・エンド）を発表する。

パイレーツコレクション以降も、サベージ、ウイッチーズ・・とヴィヴィアンはより独自の世界観を追求。ローマ人の遺跡などからヒントを得たデザインや、ブリテッシュ・トラッドからオーソドックスな部分を頂いてアレンジしたハリスツイードやプリンセスコートなどのラインを立て続けに発表して、モード界に新鮮なセンセイションを巻き起こしたのだ。

彼女のデザインは、70歳を越えた今も影響を与え続けている。

 ヴィヴィアンウェストウッドのブランドの種類

ヴィヴィアン・ウエストウッド ゴールドレーベル (Vivienne Westwood Gold Label)

レディースのファーストライン

ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル (Vivienne Westwood Red Label)

レディースのプレタポルテライン。

ヴィヴィアン・ウエストウッド マン (Vivienne Westwood Man)

メンズライン

アングロマニア (Anglomania)

カジュアルライン。過去のデザインからの復刻。

 

ヴィヴィアンはレディースのイメージが強いが、最近はメンズの種類も豊富で、

アングロマニアもよくリリースされているイメージがある。

 ヴィヴィアンウェストウッドの魅力

そんな彼女のイメージの源はどこにあるのだろう。

ヴィヴィアンは言う。

「歴史や伝統を無視しては何も生まれない。過去を見つめることは未来を作るたった一つに方法なのよ」

より、「理想的な女性像」を過去の中に求め、すくいとり、そこからさらに、体とモードとの間にある新しい関係を自分なりに読み解いていく名人ヴィヴィアン。かの上の手にかかると、モードは時間の枠を超えて、新たに洗練された驚きとなって私たちの前に現れる。

70歳を超えた今でも精力的に活動し、魅了させてくれるヴィヴィアンウェストウッドは時代を超えて愛され続けるだろう。

引用：私たちのヴィヴィアンウェストウッド　平成10年4月25日発行

日付：2016年01月18日　カテゴリー：新着情報, PRINTERSブログ