プリント技法紹介[4]ハーフラバープリント
こんにちは!毎週月曜更新のプリンターズブログです!
今回は良いとこ取り?!な「ハーフラバープリント」を紹介致します!
ハーフラバープリントとは
ハーフラバープリントとはその名の通り、ラバーインクと染み込みインクを
半分ずつ入れて混ぜ合わせてしまった、ラバープリントと染み込みプリントの間を行く
良いとこ取りなハイブリットなプリントです!
ハーフラバープリントのメリット
濃色生地でも感じる風合いの良さ
ラバープリント、染み込みプリントそれぞれの特徴を今までプリント技法紹介で
紹介させて頂いており、濃色生地で風合いの良さを求めるのは難しいと散々言ってきましたが!
こちらのハーフラバープリント、なんと、、濃色生地でも風合いが良いのです!
ラバープリントの存在感は半分残しつつ、染み込みプリントの風合いも半分残しているのです。
まさしく良いとこ取りのハイブリットなプリント方法なのです!
通常の染み込みプリントだと濃い生地にプリントした場合色が沈んでしまいますが、
半分ラバーにすることで、濃い生地にも対応できます。
また、ラバープリントほどのインクの厚みがないのでごわごわ感が少ないのもポイントです。
ハーフラバープリントのデメリット
それぞれの特徴が出てしまう
ハーフラバープリントは黒Tシャツに白でハーフラバープリントをしても
染み込みが半分効いているのでがっつりインクが乗らず、グレーでプリントしたような感じになります。
逆に白Tシャツに黒でプリントするとラバーが半分効いているので若干のインクの乗りが感じられる風合いになります。
イメージとしては古着っぽい雰囲気になります。
最後に
今回は良いとこ取りなハーフラバープリントを紹介致しました。
前回紹介した抜染プリントは良いとこ取りの手の出しにくい難しいプリント。
今回紹介させて頂いたハーフラバープリントは良いとこ取りの手の出しやすいプリント。
ですがはっきりしたプリントがお好みの方は通常のラバープリント、
風合い重視の方は染み込みプリントや抜染プリント、
古着のようなこなれたプリントをご希望の方は今回のハーフラバープリント、
と用途やご希望に沿ってプリント方法を選ばれたらと思います。
今回で4回目のプリント技法ですが基本的なプリントの違いは紹介出来たかなと思いますので
次回からはもっともっと個性的なプリント技法を紹介して行こうと思います!
次回も是非宜しくお願い致します!有難うございました!^^
日付:2016年04月11日 カテゴリー:新着情報, プリント技法, PRINTERSブログ
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